大学生フィールドワーカーのブログ

散歩を通して、新しい発見をする。

【北九州】ゼンリンミュージアムに行ってみた!

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A.オルテリウス(長崎歴史文化博物館蔵)

読者のみなさん、こんにちは!

大学生フィールドワーカーの山口泰輝です。

 

今回は地図好きにはたまらない、地図の博物館であるゼンリンミュージアムをご紹介します。ゼンリンミュージアムは福岡県北九州市にある先月オープンしたばかりの博物館です。

私は数ヶ月前からこのミュージアムのオープンを待ち望んでいました。6月中旬に県外への移動が可能となり、大学からも許可がおりたので、さっそく行ってきました。

 

この記事は以下のような人におすすめ!

  • 地理や地図が好き
  • 旅行や街歩きが好き
  • 地図をみたことがあるが楽しみ方がわからない
  • ゼンリンミュージアムに興味関心がある

 

この記事では主にゼンリンミュージアムで感じたこと、オススメしたいことを書いています。この記事を読めば、きっとあなたもゼンリンミュージアムに行きたくなるはずです。

 

でははじめましょう。

 

 

ゼンリンミュージアムとは?

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ゼンリンミュージアム

ゼンリンミュージアムは2020年6月6日(土)にオープンした地図の博物館です。

館内フロアでは地図の歴史や変遷、そして海外と日本の地図の違いなどを見て学ぶことができます。また館内では"Zキュレーター"と呼ばれる地図の楽しみ方を伝えるスタッフさんが巡回しています。文章では伝えきれない、地図の時代背景やエピソードを丁寧に案内してくれます。そこでしか聞けないお話を聞けるかも!?

 

以下ではゼンリンミュージアムの概要を示しておきます。

【開館時間】 10:00〜17:00

【休館日】  月曜日(ただし祝日の場合は翌平日)

【入館料】  1000円(8名以上の団体及び障がい者とその同伴者は800円)

       ※保護者同伴の小学生以下は無料

【所在地】  福岡県北九州市小倉北区室1-1-1 リバーウォーク北九州14F

【お問合せ】 TEL:093-592-9082   FAX:093-592-9073

【アクセス】 JR小倉駅より徒歩10分 JR西小倉駅より徒歩5分

 

最寄り駅はJR西小倉駅ですが、JR小倉駅から歩いてもとくに遠くは感じませんでした。またその道中には常盤橋という小倉の五街道長崎街道唐津街道中津街道・秋月街道・門司往還)の起点である橋があったり、「伊能図」でお馴染みの伊能忠敬が九州で測量を始めた起点を示したモニュメントが立っていたりしています。ぜひ立ち寄ってみてください。

 

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常盤橋

 

《 ゼンリンミュージアムの公式サイトはこちらをクリック 》

www.zenrin.co.jp

 

ゼンリンミュージアムの魅力3選

①地図の歴史と変遷を巡る3部構成 

ゼンリンミュージアムのフロアでは時代ごとに地図が展示されており、徐々に日本地図が現在の形に変わっていく変遷を楽しむことができます。展示されている地図にはそれぞれ詳しい説明が付されており、その地図が書かれた時代背景や地域ごとの違いなどと一緒に楽しむことができます。

第一章では16〜19世紀における"世界の中の日本"に焦点を当て、オルテリウスやモレイラ、ケンペルなど海外で活躍した地図職人が書いた日本地図を時系列順に展示されています。

第二章では19世紀における"伊能図の出現と近代日本"に焦点を当て、江戸時代に活躍した伊能忠敬高橋景保などが書いた、第一章の地図よりさらに具体的な日本地図を見ることができます。

第三章では17〜20世紀における"名所図会・観光案内図・鳥瞰図の世界"というテーマで、第一章や第二章とは少し違った視点で地図を見るフロアです。

 

②"Zキュレーター"のきめ細かい対応

ゼンリンミュージアムのフロアには"Zキュレーター"と呼ばれる地図の楽しみ方を伝えてくれるスペシャリストが巡回をしています。地図は造形物と同じで、作成者の性格や考え方が反映される、いわば芸術作品のようなものです。つまり作成者の主観で書かれた地図の潜在的な情報をすべて読み取ることは不可能なのです。

"Zキュレーター"のみなさんはこんな困った事態に助言をくれる存在です。こちらの何気無い質問に答えてくださったり、実際に現在の地図帳を使って解説をしてくれたりします。"Zキュレーター"のみなさんは非常に親切で、話しかけやすい雰囲気をもっていらっしゃいました。

 

③大満足のサービス

②にでも書きましたが、ゼンリンミュージアムのスタッフさんはとても親切で、丁寧に対応してくださります。また新型コロナウイルス対策として入館前に検温を行っており、安心して館内を利用できます。

検温後、受付を済ませると立派なパンフレットとチケットホルダーがいただけます。これらの代金は入館料(1000円)に含まれているようです。またプレゼント引換券もいただけて、同リバーウォーク1Fの"Map Design GALLERY"にて記念品と引き換えることができます。"Map Design GALLERY"とはZENRINが運営する地図をモチーフにした雑貨店です。そのプレゼントは実際に行ってからのお楽しみとしておきましょう。

 

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パンフレット・チケットホルダー

 

"Map Design GALLERY"でお買い物

ゼンリンミュージアムを楽しんだ後は、同リバーウォーク1Fにある"Map Design GALLERY"という地図をモチーフにした雑貨店に行ってみましょう。

ゼンリンミュージアムの受付にて貰えるプレゼント引換券をスタッフさんに渡すと、素敵なゼンリンミュージアムのマグネットをいただきました。

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ゼンリンミュージアムマグネット

 

《 Map Design GALLERY公式サイトはこちらをクリック 》

www.zenrin.co.jp

 

お散歩に出かけましょう 

最近は真剣に大学院進学について考えるようになりました。とは言っても再来月には教育実習、実質夏休みはありません。まったく違う系統の学問への挑戦、やりたいことがあるので苦ではないです。このブログも軌道に乗ってきました。これからはなかなか書けない日々が続くと思いますが、何卒よろしくお願いいたします。

 

また書きますね。

 

大学生フィールドワーカー / 大学生巡検人 山口泰

 

《 自己紹介 》

名前:山口泰輝(やまぐちたいき)

年齢:1999年生まれの21歳(大学3年生)

出身地:岐阜県可児市

現住所:大分県大分市

所属:大分大学教育学部(社会科教育)

趣味:フィールドワーク、散歩、アイドル、読書、セーリング、釣り、船舶運転など

行きたいところ:ローマ、両毛、千葉、鳥取、高知、山形など

 

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